前回紹介した記事でも書きましたが、費用を押さえたいという理由からバイクを20台ほど車に乗せて持ち帰りました。車と言っても大きなワンボックスではありません。
使用したのはホンダが誇るコンパクトカー「FIT」です!
ホンダ FIT 型式DBA-GD1
<客室内寸法>
長さ:1.835m
幅:1.385m
高さ:1.280m
写真が残っている数台分の写真と苦労話、失敗談を紹介します。
車で持ち帰るときの心得
これらの心得はすべて自身の失敗談からの教訓です。
- 「車のバンパーを傷つけないようゴムシートを敷くこと」
- 「泥、砂、油汚れが車に落ちないようシートを敷くこと」
- 「ガソリンが溢れ出ないように燃料コックを締めて置くこと」
- 「ガソリンが車内でこぼれても問題ないように敷物をしいておくこと」
- 「ハンドルのグリップ部にはビニールカバーをかけておくこと」
ホンダ ダックス
ホンダ DAX
型式:ST50
全長:151.0cm
全幅:58.0cm
全高:96.0cm
車両重量:65kg
2人掛け用の後部座席を収納すると積載スペースは充分に確保できます。バイクの重量も65kgと軽いため、1人でも楽々載せることができました。
ハンドル、ミラーは天井に当たるため、取り外し&角度変更させています。
一台バラバラにすると、荷台がいっぱいになりました。無事に組み立てられたかどうかはこちらの記事をご覧ください。
スズキ RM80 EPO
スズキ RM80
全長:約170.0cm
全幅:約70.0cm
全高:約90.0cm
車両重量:約70kg
スズキ EPO
型式:PV50 、NA12A
全長:141.5cm
全幅:91.5cm
全高:68.5cm
車両重量:64kg
エポは購入したそのままの状態で、RM80は前輪とハンドルを取り外して載せています。
「なんでこんなに買ってしまったのかな~?(。´・ω・)?」
毎回そのような疑問を持ちながら写真を撮っています。
ホンダ タイカブ
ホンダカブ 100EX
型式:HA05
全長:183.5cm
全幅:67.0cm
全高:103.5cm
車両重量:93kg
タイカブの重量は90kgを超えています。
出品者の方と2人がかりで積み込みました。
カブを取り扱うのははじめてですが、考えていた以上に大きくて重量もあり驚きました。
持ち帰ったあと一人で降ろそうとしたのですが狭くて思うように力が入らず、降ろすことができません。
仕方なくエンジン、マフラーを取り外します。狭い場所での取り外し作業には2時間かかりました。
これだけで20kg減ったので車重は70kgとなり、無事にバイクを降ろすことができました。
その他
残念ながら写真には残っていませんが、紹介した以外に「KSR80」「アドレスV100、2台」「アドレス50、2台」「ジョルノ、2台」「DAX、1台」「RG50E」「EPO、6台」の15台をFITで運びました。
あとがき
FITにバイクを積み込む場合、一時的に前輪側もしくは後輪側を持ち上げることになります。
モンキーやDAX、エポ、KSRのような小型バイクであれば載せ降ろしには問題ないでしょうが、スクーターやカブなどは大きく重たいため大変苦労します。
さらに大きなバイクの載せ降ろしの際にはリアバンパーは傷つき、輸送途中にガソリンが(少量)こぼれます。バンパーの傷は補修を行い、ガソリン汚れは予め新聞紙を敷いており問題はありませんでした。
失敗をリカバリーすることが出来なかったことが一つあります。それはハンドルグリップが天井に当たることでついた汚れです。洗浄剤やスチームなどで汚れ落としを試みるも綺麗にとることはできませんでした。
スクーターやカブをFITに乗せることは、人生で2度としないでしょう。
コメント
はじめまして、わたしもフィットGD乗りですが今回原付が載るか思案中です。
ブログ拝見させていただき、ジョルノが載った事実に勇気いただきました。 m(__)m
私もジョルノAF24を載せたいのですが、コツや注意点を教示して頂きたくよろしくお願いいたします。
※息子にエンジン焼かれた (ノД`)・゜・。
コメント下さりありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
もう既に実施された後かもしれませんが、コツ?というか私が実施していた載せる手順を書かせていただきます。
1.左右のミラーを取り外す
2.フィットの後部シートを倒す。バンパーにキズが付かないように、カバーをかける
3.ジョルノのハンドルを持ち、前輪を持ち上げて、フィットの荷台に載せる
4.前輪が載ったら、後部を持ち上げ、そのまま押して載せる(ハンドルが天井に当たる時には車体を斜めに倒すと入ります)
5.フィットに載ったらセンタースタンドを立て、ロープ等で縛り固定する(センタースタンドを立てる際には板などを敷いておくと、車が傷みません)
※積載中にブレーキを踏むとバイクが前に進もうとします。
センタースタンドが外れ、倒れることを防ぐ為に、前輪がシートの背面につくまで前進させる必要があります。
最後に。
天井にハンドルグリップが当たると黒い汚れがついてしまい、取れなくなります。
あらかじめグリップにビニール袋を巻いておくと良いかと存じます。
バイクの載せ降ろしの作業は、二人で実施される方が体力的にも楽で、車もキズが付く可能性が低くなります。
かめきちさんのお役に立てば幸いです。