引き取ってきたアドレス50ですが、思っていたよりも状態が良いです。
バブル時代のバイクなので作りも良いのでしょうか。
まず手始めにエンジンがかかるようにします。
「エンジンはの①~③の3つを整備すれば必ず始動する。」などと勝手に思っています。
①スパーク(火花)
②燃料
③圧縮、吸気と排気
①スパークを確認。
冬場はガソリンスタンドで給油中に静電気で火が着くくらいなので難しいことはないはずです。(-_-)ウーム
プラグレンチを使いプラグを外し、電極部に火花が見えるようにセットします。キーをONに切り替えたらキックスターターでひたすら始動を試みます。o(・_・θキック!キック!
元気にバチバチいっていました。(*’-‘)b OK!
②燃料を確認。
フレームの下についている丸い物体は負圧コックなのですが、これもよく壊れる部品です。
(この負圧コックは初代アドレス~v100、セピア、ベクスターまで共通部品です。一部車種を除く。)
整備し易いようにエンジンを外しました。
車種にもよりますが、バイクのエンジンは思っているよりも簡単に外れます。
本体と繋がっているのは下記の6つくらいです。
①エンジンハンガー
②ジェネレーター(発電機)ケーブル
③リアブレーキケーブル
④アクセルワイヤー
⑤燃料ホース
⑥アース、点火コイル接続ケーブルなどの配線類
これら6箇所を外せばエンジンは簡単に載せ換えることができます。
この度はエンジン載せ替えが目的ではなかった為、①ハンガーと⑥一部の配線のみしか外していません。
パーツクリーナーを使って、エンジン周辺を洗浄しました。
綺麗になったところで、いよいよキャブレターを取り外します。
キャブレターを開けてみると意外にも中は綺麗です。
軽く洗浄を行いエンジンを本体に組みます。
腰上はバラしませんでしたが、プラグ口から2ストオイルを吹きつけてピストン、シリンダーに馴染ませます。
パーツリストも勢い余って買ってしまいました。(^^;
「ガソリン」と「2ストオイル」を新しいものに入れ替えてキックすると
あっさりエンジンがかかりました。
エンジンがかからない原因は「ガソリンが古くなっていた」ことでした。
次回は割れた外装の補修を行いたいと思います。
コメント