バイクのカウル割れ補修と塗装に挑戦しました。 アドレス50


今回はフロントカウル割れの補修作業編をお送りします。
右から「アドレス50」「アドレスTune50」「アドレスv50(旧型)」。
左2個に比べ1987年モデルのアドレス50はカウルも厚く、作りがしっかりしています。
残念な事に、フロントカウル先端が5cm四方くらいの大きさで欠損していました。
(写真右側)
補修に用意したモノはこちら!
○ プラリペア
○ バンパーパテ(ソフト99)
○ 養生テープ
補修作業手順
① カウルの裏面から養生テープを張り付け、欠損部分を覆い土台を作る。
② 養生テープの土台の上に、プラリペアで覆い下地?基礎部分を作る。
(プラリペアは強度が十分にあるためソコソコの薄さで十分…というか少量で値が高いので沢山使えないというのが本音でしょうか。。)
③ 硬化後(数分後)、バンパーパテで肉盛りを行う。(写真参照)
④ パテ硬化後(数日後)、耐水ペーパーで形を整える。
※重要※
指で触れて段差が分からなくなるまで均一に研ぐのが目安です。処理が甘いと塗装した時に明らかな段差として現れます。
(「研磨パッド」を使用すると出来栄えに差がでます。)


塗装作業手順
① 塗装するカウルを「バスマジックリン」で洗い、脱脂を行う。
(脱脂スプレーを用いても可。併用は尚良し。)
② パテ盛り部分にプライマーを吹く。
③ 乾燥後(30分後)、プラサフスプレーを吹く。
④ 乾燥後(数日後)、耐水ペーパー(#1000~2000)で水研ぎを行う。
(表面がつるつるになり、水を弾かなくなる程度が目安。)
⑤ 乾燥後、塗装開始。今回はアクリルスプレー黒198円を使用。
(一度に厚く吹き過ぎず、30分ごとに塗り重ねる。3、4回程度行うつもりで。)
⑥ 黒が乾燥後、クリアー塗装実施。アクリルスプレー クリア198円を使用。2回前後重ね塗り実施。
(2液ウレタンはこの度は見合わせました。)
スプレー塗装の際に気を付けたこと
・塗装対象とスプレーの吹き口を近付け過ぎないこと。
・内容量が少なくなってきた時には、迷わず新しいスプレー缶に交換する。
(液垂れ、ダマ等の修正は面倒です。乾燥後④に戻り綺麗に研ぎ直す必要があります。)


いかがでしょう?
初補修にしては、それなりに見れるようになったと自己満足してます。
塗装は下地処理で仕上がりの8割は決まってしまうことを学びました。
ちなみに「ソフト99バンパーパテ」は下地への載りもよく、使いやすくてお勧めです。

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