FTRが我が家に来てからの初整備を行いました。
まずはオイル交換です。
今回は奮発して「ホンダ ウルトラ G2オイル」を購入しました。
参考までに純正推奨エンジンオイルは「ホンダ純正ウルトラ G1オイル」10W-30または10W-40となっています。
ホンダ純正オイル以外を使う場合は、次のすべての項目を満たしている必要があります。
- API分類 : SG、SH、SJ級相当品である事。
- JASO規格 : MA
- SAE規格 : 使用環境における外気温に応じてオイル粘度表より選択すること。
※API分類が、SG、SH、SJ級の場合でもオイルにより特性が異なることがあり、FTRに使用できないことがあります。
<参考文献:FTRサービスマニュアル>
メーカー推奨では3千毎または年一回交換となっています。
車と比較した場合、交換頻度が多いように感じますが、オイル容量が少ないこととオイルフィルターが無いことを考えればこの頻度で間違いないことがわかります。
作業に必要な工具
- 24mmメガネレンチまたは24mmボックスレンチ
- 廃油受け皿
- ウエス
エンジンオイルの交換
- サイドスタンドで車体を立てる。
- エンジンの暖機運転を行い、エンジンオイルを十分に温める。
- エンジンを停止したさせたのち、オイルフィラキャップおよびストレーナスクリーンを外して、オイルを排出する。
- オイルストレーナスクリーンを清掃する。
- オイルストレーナシールラバー、スクリーンキャップ、Oリングの状態を確認点検し、劣化や破損がみられる場合は新品部品と交換する。
- オイルが完全に抜けたことを確認したのち、キャップを規定トルク(15N・m)で締め付ける。
ドレインボルトのサイズは「24mm」ですが、辛うじて我が家のメガネレンチセットにサイズがありました。
整備書通りにエンジンの暖機を行ったのちにオイルを抜いてみると、予想通り真っ黒です。
バイクをよく眺めてチェックしていくと、整備が必要な箇所を数多く確認できました。
○整備が必要な箇所
・オイル劣化
・アクセルワイヤー切れ
・セルスイッチ割れ
・バッテリー劣化
・チェーン伸び
・タイヤ劣化、硬化
・Fフォークダストシールの劣化
走行距離 : 6,081km
コメント