バイク用メンテナンススタンド、それは大切なバイクを安定してリフトアップさせて、マシンの日々の疲れをねぎらってやる日常点検をする上で重要な作業工具です。
しかしメンテナンススタンドは、必要な強度および使い勝手のよい物を買うには1~2万円ほど要します。この経費をなんとか節約できないかと数年前に自作に挑戦しました。
用意するもの
ホームセンターで購入分
○ 2×4材 : 250円
○ ボルト65mm&ナット(6本セット) : 150円
百円均一で購入分
○ 鉄製プレート : 100円
合計 500円
作業手順
① 鉄製プレートをサンダーで四等分して切り分けて、3分の1を直角に曲げます。
② 2×4材を30cmを2本、24.5cm~25cmを2本にノコギリで切り分けます。
③ 下の写真の様に、30cmの部材に2箇所、25cmの部材に1箇所木工用ドリルで穴を開けます。
一脚分の部材は上の写真の通りです。
台座となる木材(30cm)の物はボルトのアタマの分だけ穴を拡大して埋め込みます。こうすることで底面がフラットになります。
床に置いた状態です。柱となる部材とプレートをボルトで固定します。
柱と底面となる部材をプレートとボルトで締め付けることでしっかりと固定することが出来ます。
上の写真が一脚分完成したものです。写真により木材の状態が異なりますがご了承ください。綺麗な写真はスタンドを作成した当初のもので、古いものは4年経過した現在のものです。
4年使用した現在でもしっかりとした強度を保ち、バイクのメンテナンスには役立っています。
最後に
これまで様々なメンテナンススタンドを使ってきました。市販の物もしっかりと作られていてよかったのですが、諸事情などにより市販品は手放し、手元に残ったのは「バイクジャッキ」と「自作のメンテナンススタンド」だけとなりました。
自身が使いやすい道具を自分で作ってみるのも一つの楽しみかもしれません。この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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