ホンダ FTR223 タイヤ 交換、組み替え バイク

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前の記事で紹介したFTR223のタイヤの山は全く問題なかったのですが、古くなり硬化しているため新品タイヤに交換することにしました。

FTR223の場合、選択肢が「ダンロップK180」と「IRC WF920」の2種類しかありません。

悩んだ末に選んだのは「IRC WF920」。若干純正の「ダンロップ K180」より細身となっています。

用意するもの

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用意した道具は上の写真の通りです。

  • タイヤレバー2本
  • リムガード
  • ビードワックス
  • タイヤバルブコアツール
  • 角材の端切れ

FTRの様に大きなタイヤ(18インチ)の場合、長いタイヤレバーを使うと力が入り易く作業が楽になります。またレバーは3本ある方が更に良いでしょう。

バルブコアツールがない場合は、先の細いラジオペンチや精密マイナスドライバーでも代用できます。ビードワックスがない場合は、ホームセンターに売っているタイヤ保護材でも代用できます。

交換手順

1.古いタイヤの取り外し

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まずタイヤの空気を抜きます。

長い間交換していない古いタイヤは硬くなかなかビードが落ちません。タイヤとリムの隙間にレバーを差し込み、缶切りのイメージで少しずつ広範囲にレバーで捏ねていきます。根気よく捏ねていくと何とか落とすことができました。スクータータイヤ交換で紹介したタイヤ保護材を吹きかけると外れやすいかもしれません。
デイトナ タイヤレバー(長)はレバーの返しが少なく、狭い隙間にも上手く入り込んでくれて大変重宝しました。

○コツ
タイヤレバーをかける部分の対角線部に角材の端切をタイヤの下に挟み、タイヤをリムの溝に落とし込むことで、スムーズにタイヤを外すことができます。
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リムプロテクターもできれば3つあるものをお勧めします。

2.ホイールのサビ取り
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タイヤを外すとホイール内は錆びていました。特にバルブ付近は水が浸入しやすいのか錆が酷い状態です。リムバンドも固く硬化しており、新品に交換します。
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ワイヤーブラシでこすり、サビを落とします。錆が出ている部分に、防サビ塗料を塗っておくと尚よいです。

3.新品タイヤ取り付け
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改めて新旧並べてみると、太さの違いがよく分かります。
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新しいタイヤのビード部分とホイールのリム部分にしっかりとビードワックスを塗っておきます。ビードワックスがない場合は、タイヤ保護材でも代用可能です。
古いタイヤを土台にして新しいタイヤをはめていきます。
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バルブとタイヤの黄色印(最も軽い位置)を合わせるようにタイヤを取り付けましょう。またタイヤには進行方向があるので、取り付け前には注意しましょう。
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私はうっかりして進行方向を逆さに組んでしまい、気が付いたのは作業が一段落した空気を入れる直前でした。
2度手間になりましたが、もう一度タイヤを外し組み直しました。組み直しの作業を終えて、空気を入れてみると「シュー」と音がして一向に膨らみません。
エアー漏れの音がします。。(-o-;||) 次回は原因と対策をお送りします。

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