バイクを運ぶのはどれがお得!?バイク輸送を条件別に比べてみました

ヤフオクでバイクを購入して、はじめに考えることは「どうやって運ぶか?」という事だと思います。

私はこれまでヤフオクを利用して25台のバイクを購入してきました。(商売目的ではなく単なる趣味、物欲のなせる業です。)

近いところでは車で片道30分、遠いところは500km離れた県外という時もありました。今までの経験を踏まえながら、条件にあった最適なバイク輸送方法を紹介していきます。

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バイクを運ぶ方法

バイクを運ぶ方法は「自走させて運ぶ」「車に積んで運ぶ」「運送会社に依頼する」「その他」という方法があります。これらの方法について順番に説明していきます。

自走させて運ぶ

移動距離が短く、バイクが整備されて調子が良いのであれば自走させるという選択肢もあります。しかしヤフオクに出品されているバイクは整備が不十分なことが多いためお勧めはできません。

私自身も25台購入した内、自走で持ち帰ったのは2回です。バイクを押して徒歩で帰ることができる距離であるなら自走を選択しても良いでしょう。

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車に積んで運ぶ

「費用を安く抑えたい」という方は、車を用意して自身で運ぶという方法を選ばれるのではないでしょうか?

 

著者自身も同様の理由から、25台購入した内の20台は自身で持ち帰りました。

しかし実際は「数万円も損をしていた」という事実が判明したのです。運送会社に輸送を依頼した方が費用を抑えられ、時間も体力も節約できたという結果となりました。

自身で運ぶor運送会社に依頼するかを選ぶ基準

「自身で運ぶ」か「運送会社に頼む」かを選ぶときの基準は、「移動距離」「バイクの大きさ、車両の重さ」です。

 

移動距離

近距離であれば自分で運ぶ方が安いのですが、一定距離以上になると輸送を依頼した方が安くなることがあります。片道100km辺りを目安にするとよいでしょう。

片道 50kmの場合:費用 約 5,285円(ガソリン2,285円+高速3,000円)

片道100kmの場合:費用 約10,571円(ガソリン4,571円+高速6,000円)

片道200kmの場合:費用 約18,642円(ガソリン9,142円+高速9,500円)

片道300kmの場合:費用 約26,714円(ガソリン13,714円+高速13,000円)

※燃費は7km/L、ガソリン1L=160円、高速料金は概算としています。

 

私がよく利用している輸送会社「ジェットリンク」では上記の距離(100km)であれば「90cc以下は約13,000円」「750cc以下は約15,000円」です。※輸送頻度の少ない地域への集荷集配は料金が割高となります。<2016年4月時点>

 

バイクの大きさ、車両重量

原付バイクの様に持ち上げて載せることが出来るものであれば、一人でも積み降ろしができるので問題ありません。しかしバイクが大きく車重の重たいものになると、ラダーレールが必要になります。

ラダーレールが用意できたとしても荷台の高いトラックの場合「バイクを載せる、降ろす」際に脱輪してバイクを落下させる恐れがあります。私は「車重130kg以上」または「排気量250cc以上」を目安に輸送をプロに依頼するようにしています。

輸送を依頼する上で譲れないことは何か?

  • 「費用を安く抑えたい」
  • 「自宅まで運んでほしい」
  • 「早く運んでほしい」
  • 「受け取り日を選びたい」

バイクを輸送する上で何を求めるかによって、依頼する輸送会社を選ぶ必要があります。同じ場所に配達する場合であっても条件によって配達料金に3倍の開きがでたり、配達まで時間がかかることも珍しくありません。

私の場合、譲れないことは「料金の安さ」「自宅まで運んでほしい」でした。

その代りに犠牲にしたことは「配達まで長期間待つ」「受け取り日は選べない」ということです。時期にもよりますが、バイクの輸送を依頼してから配達完了まで一カ月を超えることもあります。

自宅まで(安く)運んでほしい

オークションを利用した場合、ドアtoドア配送(出品者の自宅まで引取り、落札者の自宅まで配達)してくれることは最大のメリットです。

注意すべき点は「配達まで時間がかかる」「配達日、時間は指定できない」「配達日が確定するのは予定日 前日の夜」ということです。

次に挙げる3社はどれも利用したことのある運送会社です。「配達料金」と「地域により配達可能な曜日が異なる」こと以外はリフト付きトラック(3~4t)を使用していること、しっかりと配達してくれることは同じです。

時期にもよりますが、料金が安い会社ほど込み合い配達までの期間が長くなる傾向にあります。見積もりの時点で配達までの日数も問い合わせてみることをお勧めします。

「ジェットリンク」

「アイライン」

「高栄運輸」

「モトオーク」

「バイク輸送のBAS」 ※オプションを使用した場合

受け取り日を選びたい

時間に融通が利かない方にお勧めするのが、次の運送会社です。営業所やデポの営業時間内であれば何時でも取りに行くことができます。デポからデポまでの輸送期間は1週間ほどでした。

バイク到着連絡を受けた後は決められた期間内に引取りに行きましょう。期日を過ぎると保管料金を追加で請求されます。

「バイク輸送のBAS」

「2りんかん」「ナップス」「南海部品」とも提携しており対応ショップでの引き取りも可能です。またデポやショップだけではなく自宅引き上げ、自宅納車を選ぶこともできます。

自宅まで早く運んでほしい

以前はバイク輸送をおこなう運送会社が沢山あったのですが、各社とも取り扱いを辞めてしまっていました。大手であるほどトラックの便数も増えるので、輸送期間は短くなると思われます。(以前、福山通運を利用した時には配達先の事業所まで3日で運んでくれました。)

以下の運送会社は利用したことがありませんので、料金や期間は直接問い合わせてみてください。

ヤマト運輸

日本通運

手続きの流れ

 

各社とも流れはほぼ同じです。

料金前払いの会社であれば「申し込みの際」または「バイク持ち込み、引渡しの際」に輸送料金を支払います。着払いに対応している会社であれば「バイク配達の際」に輸送料金を支払います。

  1. 見積もり
  2. 申し込み
  3. バイクの引き取り
  4. バイクの配達

その他

オークションの出品者がショップで近県にある場合は、交渉次第で安く運んでもらえることもあります。ご参考までに。

あとがき

輸送に使われるトラックには基本的に屋根はありません。バイクは雨ざらしになりますので留意しておきましょう。特にエアクリーナーをパワーフィルターなどに改造しているバイクでは輸送後に整備が必要になります。

どの運送会社でも見積もりは無料ですので気軽に問い合わせてみてください。

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