スズキ インパルス GSX400 フロントフォークの整備に必要な専用工具「アタッチメントG」の作製に挑戦してみました。
その第1回目です。
用意したものは「ボルト24mm(←誤り)」と「ソケットアダプター6.36mm(百円均一製)」です。
しかし
インパルスのアタッチメントGのサイズは27mmです。
という訳で、今回は失敗談の回となります。
工具は電動ドリル、鉄鋼用ドリルビット、アーク溶接機、ポンチ、ハンマーなどを使用しました。
フロントフォークの整備には専用工具は必須!
フロントフォーク専用工具なしでフォークの分解は(運が良ければ)可能ですが、組み立て時には必ず必要となります。
※組み立て時に締付けトルク規定値まで締め付けることが出来ないため。専用工具を使用せずに締め付けると、規定値に到達する前に空回りしてしまい、オイル漏れの原因になります。緩める際に空回りしてオイルが漏れてきました。
社外品でも構いません。フォーク整備 専用工具を購入されることをお勧めします。
参考までに、著者は「専用工具なしのフォーク整備」に挑戦して失敗しました。※今回の工具は役に立たなかったため。
分解できなくて困ったり組立てトルクが足らず焦った失敗談を近いうちに紹介するかもしれません。(;´д`)
作製工程
1.ボルトの中心にマジックで印をつけます。
2.ポンチで凹みを作ります。
少しズレてしまいました。
3.電動ドリルと鉄鋼用ドリルビットを使って穴をあけます。
ドリルビットは小さいサイズから穴をあけていき、徐々に大きいものに替えて穴を大きくします。この時にCRCなどの潤滑スプレーをこまめに吹きかけてやる必要があります。注油を忘れるとドリルビットが簡単に折れてしまいます。
4.ボルトとソケットアダプターを溶接します。
5.バリなどを取り完成しました。
おわり
百円均一製のソケットアダプターは肉厚がとても薄いので、しっかりと接着させようと数秒(2~3秒?)バチバチとやるだけで、内側まで溶けてしまいました。
さじ加減が難しいです。
次回はインパルスのアタッチメントGのサイズである27mmの自作 専用工具作製をお送りします。
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