前回のタイヤ交換「取り外し編」の続き「取り付け編」をお送りします。
タイヤ取り付け(前面)
組み付ける前にホイールのリム部分全体にタイヤ保護スプレーを吹きかけます。
組み付けるタイヤのビード部分にも
タイヤ保護スプレーを吹き付けておきます。
これらの下準備をしておくことで組み付けを楽にするだけではなく、タイヤのビード上げ作業もスムーズに行うことができます。
泡が落ち着いたら、余分な液をふき取ります。
タイヤを下に置いた状態で、ホイールを持ちます。
ホイールを斜めに差し込みます。
そのまま体重をかけると、ここまでホイールが勝手に滑り込みます。(右のレバーに注目!)
1.タイヤレバーをホイールとタイヤビードの隙間に差し込みます。
2.手前に倒すとビードが持ち上がるので、そのまま左方向に倒していきます。
すると…
あら不思議、ビードがホイールリム部分に入りました。
同じ作業を繰り返します。
レバーを差し込み
レバーを手前に倒すと、ビードが持ち上がり
レバーを左方向に倒すと、ビードがホイール内に納まります。
あっ、という間に片面おわりました。
タイヤ取り付け(裏面)
タイヤを裏返して、タイヤレバーを差し込みます。
2本のレバーを立て
そのまま倒すと、タイヤのビードをリム内に納めることができます。
ビードが元に戻らないように足で押さえておきます。
タイヤとホイールの隙間にレバーを差し込みます。
レバーを起こし、そのまま外側に倒すと「ヌルッ」という感じでビードがリムにはまります。
同じ作業を繰り返します。隙間にレバーを差し込み
レバーを起こし、さらに倒していくと
リムにはまります。
もう一度。
足で押さえて、レバーを差し込み
レバーを起こし、外側に倒していくと
ビードがリムにおさまります。
このまま足で踏んでみました。
すると
すべてリム内に納まりました。
あっという間にタイヤ組み付け作業終了です。
あとがき
いかがでしたか?タイヤの取り付け作業は、取り外しよりも簡単だとよく聞きますが、あっけなく終わってしまったと感じたのではないでしょうか。
簡単に取り付けることができた結果に、いちばん驚いたのは私自身です。
写真を撮りながら作業していたのですが、作業時間は写真(250枚)をとりながら実施しても20分も経っていませんでした。いい写真が撮れる前に勝手にタイヤが滑り込んでいくので焦るほどです。
タイヤ組み付けのコツは「タイヤ保護スプレーを十分に吹きかけて作業すること」と「使い勝手のよい道具を使うこと」の2点です。あとは紹介した作業手順で取り付けていけば、楽に作業できるでしょう。
使い勝手のよいお勧めのタイヤレバーは「デイトナ タイヤレバー(ロング)」です。これから購入を検討している方は候補に入れてみてください。
タイヤのビード上げ方法はこちらの記事を参照ください。